キッチン側とダイニング側で見る景色が変わるキッチン

【担当者のがんばりノート】
キッチンはクリナップのシステムキッチン『セントロ』を採用。前面パネルがステンレス板なので、ワークトップも扉カラーもステンレス色で統一しました。高さは奥様ご希望の85ｃｍ仕様です。

キッチンとダイニングを仕切るシンプルな壁の間仕切りは、思い切っておしゃれに大変身させてみました。キッチン側とダイニング側で素材も色も違うものを使用しているので、どちら側から見ても楽しめるようになっています。
　キッチン側のタイルは、名古屋モザイク工業の『トロンヌ』を採用。水色がヨーロッパ調の雰囲気を醸し出していて、おしゃれな雰囲気に仕上がっています。 ダイニング側は『デコチーク』という内装壁材を使用しています。9ｍｍと17ｍｍの厚さの違う物を組み合わせた商品です。一見タイルのように見えますが、実は“本物の木”なんです！（余談ですが、撮影者は言われるまでタイルだと思っていました……）
　小窓を2ヶ所作ることで、ダイニング側にいる家族とコミュニケーションをとることができます。キッチンに立つのもダイニングで過ごすのも楽しくなりそうですね。

ダイニング・キッチンの床は、WOODONEの無垢のフロア材を使用しています。タイル床を新しく張り替えて、少し段差のあった床をフラットにしました。1枚1枚が生きている木なので、足触りがとても柔らかい仕上がりになっています。完成したキッチンを見て施主様もとても喜んでくださいました。