【担当者のがんばりノート】
高齢のお客様の暮らしに合わせて、バリアフリーを意識したトイレリフォームを行いました。既存の手すりを再利用するなど、コストを抑えつつ、安全で必要な機能をしっかり確保しました。
■小便器を撤去して広々と
加齢とともに使用しなくなった小便器を撤去し、車椅子でも通れる広さを確保。これにより、トイレ内での動作がスムーズになり、将来を見据えた使いやすさが実現しました。
■断熱と床の改修で快適性アップ
リフォーム前は断熱材が入っておらず、結露や隙間風、冬場の寒さに悩まれていました。そこで、床・壁・天井に断熱材を新たに施工し、室内の温度差を軽減。ヒートショックのリスクを抑えるよう配慮しました。また、床はコンクリート仕上げだったため、木材で下地を組み、クッション性を持たせて踏み心地を改善しました。
■簡易水洗トイレへの交換
今回は簡易水洗トイレタイプのトイレへのリフォームということで、リクシルの洋風簡易水洗便器「トイレーナR」を採用。現場の状況に合わせて、柔軟に対応しながら設置を行いました。




【主要設備】
トイレ/リクシル・トイレーナR(手洗いなしタンク/ホワイト/シャワートイレ/KB31)
紙巻き器/棚付2連紙巻き器 CF-AA64KU
工期/約4日(解体~仕上げまで)
N町H様邸